練馬東支部の紹介
支部長ご挨拶
税理士会の支部は、税務署ごとに設置されており東京税理士会には48の支部があります。練馬東支部の会員数は令和5年6月末日時点で382名、東京税理士会48支部のうち中間位の人数です。ちなみに、東京税理士会を含む全国15の税理士会を会員とする日本税理士会連合会が、税理士の機構の最上部に位置しています。
私たち税理士は、税理士法第1条に規定された「税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」を規範として、本来業務である税務代理、税務書類の作成、税務相談をはじめ、日々さまざまな業務を行っています。
近年は税務訴訟における補佐人や租税教育、成年後見など公益的な業務にも私たちの職能・専門性を活かして積極的に参画しています。また、毎年、税に関する専門家として税務行政・税制についての研究を行ない「日常の税理士業務において納税者と接している専門家の立場から税務行政に関しても提言を行っており、公平かつ合理的な税制の確立と申告納税制度の維持・発展を目指すため」に官公署に対して建議を行っています。支部においても税務署等との意見交換等を通じて、身近な税制についての意見、納税者の声を伝えています。そしてコロナ過によりデジタル化が加速し事務の効率化のみならず電子帳簿保存法の施行など、企業のデジタル化も進み中小企業並びに納税者を取り巻く環境も大きな変革の時期を迎えています。特に改正電子帳簿保存法への対応は中小企業の成長戦略に大きな影響を与えるものと考えます。私たち税理士が電子帳簿保存制度を顧問先である中小企業並びに納税者にその利活用について助言していくことが重要となってまいります。
練馬東支部は、平成2年7月に、旧練馬税務署が東西に分割され、練馬西支部が誕生したことにより旧練馬支部から練馬東支部に名称が変更されました。当初の支部誕生からはすでに70年を経過しています。練馬全体では住宅地が多いことから、個人の納税者の数が比較的多く税務署が分割したのもこれを起因としています。また、税理士会の支部はその支部ごとに微妙な特徴の違いがあります。当支部は支部の基本理念が「親睦と融和」といわれているように、「和」が特徴的で、会員同士のコミュニケーションが良好な支部です。
貴方が、もし税理士をお探しで当支部のホームページを訪れていただいた方でしたら、ぜひ当支部の会員をそのご検討の一人としてくださることをお願いします。 東京税理士会の各支部がホームページを開設している中で、何かの縁で当練馬東支部のホームページに訪れていただいた貴方と貴方のご家族、貴方と縁のある方々のご健勝とご多幸をお祈りします。ありがとうございました。
(令和5年7月)
東京税理士会練馬東支部
支部長 竝木 宏壽